ここはNsの診察室です。
患者様は まずプラクティスNsに会いコンサル
ティングを受けます。 各Nsが自分の診察室を
持っていて、そこで受け持ち患者の指導や処
置を行います。そこでは問診・体重測定・血圧
測定・SMBGの結果の検討・生活指導・足の観
察・その他様々な内容が話しあわれます。
 Nsの仕事は幅広く、あらゆる疾患・状況に対
応しなくてはなりません。
   【GPでのプラクティスNsの業務】
糖尿病教育・生活指導 食事指導(DM以外も)
フットケア  OP後の抜糸  傷の処置
子宮癌検診  禁煙指導  小児予防接種
家族計画  新生児健診  喘息の指導
妊娠中・産後の教育と指導  血圧管理
体重管理  海外旅行時の予防注射とアドバ
イス                  ・・・・・etc
 私たちが見学に行った診療所では、カル
テは電子カルテ化されていて、診察は全て
パソコンで行なっていました。診察内容も指
導内容も処方も全てパソコンで記録されて
います。検査データーも当院のハイコムのよ
うなシステムが入っていました。診察室のプ
リンターで処方箋が出され、医師がサインし
て直接患者様に渡します。次回の診察の予
約を行って患者様は帰ります。医師の診察
は、5〜6か月に1回程度で、その他の時は
プラクティスNsとのコンサルティングがほと
んどです。医師が行う診察の2週間ほど前
に 患者様は病院に行き、HbAicやスクリー
ニングの検査などを受けておきます。すると
診察時にはデーターがパソコンで見ることが
出来るわけです。



イギリスでは患者様は直接病院を受診することはできません。
まず近くの自分が登録している診療所を受診します。
(イギリスでは あらかじめ、引越しをした際などに
必ず自分のかかる診療所に住民登録しなければなりません。)
入院など病院レベルでの治療が必要な場合は
診療所の紹介状をもって受診するシステムになっており、
この点は日本とは大きく違いました。


























                                   







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