ジョスリンクリニック研修報告
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 2001年5月14日〜16日までの3日間にわたり、ジョスリン糖尿病センターにて研修を受けてまいりました。5月12日、小森副院長を団長に看護婦3名と私(鎌田)の5名で緊張感を漂わせ成田空港を出発し約16時間後に米国最古の町、ボストンに到着しました。研修の前日は時差ボケ解消のためボストンの町並みを観光して過ごしました。5月14日、ジョスリン糖尿病センターでの研修スタートです。3日間のプログラムをご覧いただきます。






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 100年の歴史をもつジョスリンクリニックは、10年前から外来患者のみ対象に診療を行っています。アメリカの26ヶ所のクリニックと提携しており糖尿病の研究、治療、教育を糖尿病患者のみならず医療スタッフに対しても力を入れており、今回の私達のように海外からの研修生の受け入れも積極的に行われております。研修内容は、CDE(糖尿病療養指導士)として必要な知識を中心に講義をしてくださいましたが、講師は、CDEの方が担当してくださり知識の深さには驚きました。ジョスリンのポリシーである「科学とハート」を長い伝統の中で生かされているのを感じました。ジョスリンクリニックの建物は、シンプルでフリースペースが随所に設けられ、ゆったりとした印象を受けました。

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↑ジョスリンクリニック全景
↑眼科待合室
↑ボストンクリニック中庭
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↑ジョスリンクリニック廊下
↑講義風景
↑1階ロビー
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↑運動療法室
↑ボストン市街
↑運動療法室(飲料水)


 3日間の研修を終えて、CDEの役割をどのように独自性を生かして療養指導を行うかという大きい課題を背負ったような気がいたしました。3日間の充実した厳しい(?)研修も無事に終え、観光も精力的にこなし5月19日一行無事に帰国しました。